【40】10/3~10/7の運用結果
メルマガの内容
カナダドルとスイスフラン
【破綻確率を1/2にしました】ポイントは標準偏差
【変化し続ける者が生き残る】
なお、記事全体は「約2,000文字」
「2分」くらいで読める内容、さっそくどうぞ。
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Trading Strategy
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8月31日にリアル口座は完全停止。
結果は以下のとおり。
口座① → プラス39万2,049円
口座② → マイナス60万円
口座③ → プラス60万4,762円
口座④ → プラス55万7,900円
口座⑤ → プラス27万6,913円
最終損益「123万1,642円」
2022年9月からは、
デモ口座の運用結果つかって、検証・改善を繰り返しています。
■ カナダドルとスイスフラン
9月28日より、新たにデモ口座を動かしています。
ForexFlexEA_Demo1_20220928 Forex Trading System by Forex Trader muzanomad
ForexFlexEA_Demo2_20220928 Forex Trading System by Forex Trader muzanomad
各口座の特徴は以下のとおり。
デモ口座1（20220928）
通貨ペア：16通貨ペア（EURUSD、AUDUSD、USDCAD、NZDUSD、USDCHF、EURCHF、AUDCHF、EURCAD、AUDCAD、NZDCHF、CADCHF、AUDNZD、NZDCAD、USDSGD、EURSGD、AUDSDG）
MM = on
Risk = 0.001
Currency Pair Filters
GBP = 0
JPY = 0
CAD = 0
デモ口座2（20220928）
通貨ペア：16通貨ペア（EURUSD、AUDUSD、USDCAD、NZDUSD、USDCHF、EURCHF、AUDCHF、EURCAD、AUDCAD、NZDCHF、CADCHF、AUDNZD、NZDCAD、USDSGD、EURSGD、AUDSDG）
MM = on
Risk = 0.001
Currency Pair Filters
GBP = 0
JPY = 0
CHF = 0
稼働通貨ペア以外は同じ。
デモ口座1・2とも「クロスGBP・クロスJPY」通貨ペアは稼働しません。そしてデモ口座1は「クロスCHF」を動かさず、デモ口座2では「クロスCAD」を動かしません。
「クロスGBP」と「クロスJPY」を動かさない理由は標準偏差が大きいから。
標準偏差が大きいとは、
・価格のばらつきが大きい
・過去に一方方向の値動きが発生しているということ。
なので、EAトレードに適している通貨ペアとは言えません。
先週、詳しく解説しました。
さらに「クロスCHF」と「クロスCAD」のみ稼働口座を分けることで破綻リスクの低下を目指します。
パターンA
→ クロスCADの価格が大きく変動
→ デモ口座1のみ口座破綻
パターンB
→ クロスCHFの価格が大きく変動
→ デモ口座2のみ口座破綻
パターンC
→ クロスCHF・CADの価格がともに大きく変動
→ デモ口座1・2とも口座破綻
もし1つの口座で動かした場合、すべてのパターンで口座破綻します。ですが、稼働口座を分けることで確率を1/2にすることは可能。
過去の取引結果からも、
特定の通貨ペアの急変により口座破綻しているのが確認できます。
口座破綻①
結論から言うと、回避できなかった損失と考えています。
大きな損失を出した通貨ペアは、以下のとおり。１．EURAUD＝マイナス71万円
２．EURNZD＝マイナス57万円
３．GBPAUD＝マイナス56万円ご覧のとおり「欧州通貨」と「オセアニア通貨」のクロスです。
このケースでは、
オセアニア通貨ペアと他通貨ペアを2口座に分けて動かしていれば、1口座のみの口座破綻で済んだ可能性あり。
口座破綻②
2022年9月、
今回の英ポンド急落です。
理由は先ほど紹介したとおり、イギリス新政権の政策不安。リアル口座は停止中。
デモ口座になりますが口座残高「100万円」がキレイになくなっています。
先週のデモ口座の結果です。
こちらのケースは、クロスGBP通貨ペアと他通貨ペアを2口座に分けていれば、1口座のみの口座破綻で済んだ可能性が高い。
▢ 超重要：これは、あくまで仮説
これは可能性の話。
事実は、実際に動かしてみないとわかりません。
口座破綻するような大きな変動があったとき、はじめて機能するかが判明。EAトレードの事実を追求するため、デモ口座でのテスト運用を継続します。
当メルマガでは、
根拠の薄い「机上の空論」は取り扱いません。
アナタが信じることができる「リアル」のみをお届けします。
■ ポイントは標準偏差
8月31日まで、
リアル口座を動かしていました。
現在と動かしている通貨ペアは大きくちがいます。
通貨ペア：14通貨ペア（EURUSD、AUDUSD、USDCAD、NZDUSD、GBPUSD、USDCHF、EURGBP、EURCHF、EURCAD、AUDCAD、AUDNZD、GBPCHF、GBPCAD、USDSGD）
現在と比較すると、
「クロスGBP」を動かしている
「クロスCHF」「クロスCAD」が少なめ
こんな特徴があります。
▢ なぜ、動かす通貨ペアがちがうのか？
すべてのEAは以下の特徴があります。
EAは一方通行の値動きに弱い
つまり「動かす通貨ペア」と「動かす時期」を選ぶ必要あり。
そのため一般的には、
価格変動の大きさを確認するには「VIX」という指標を使用。
「動かす時期」の参考にしている人が多いです。
VIX指数 （ビックスしすう）
VIX指数とはVolatility Indexの略で、シカゴオプション取引所がS&P500種指数のオプション取引の値動きをもとに算出・公表している指数です。一般的に、数値が高いほど、投資家が先行きに対して不安を感じているとされます。
出典：VIX指数│初めてでもわかりやすい用語集│ＳＭＢＣ日興証券
この数値は米国株の値動きをもとに算出。
なので、個別通貨ペアの価格変動は反映されていません。
つまり、
「財務省による円買い介入で、ドル円急落」
「イギリス新政権の政策不安で、英ボンド急落」
こういった各通貨ペアの大きな変動は「VIX」にはあまり影響がありません。
なので、
「動かす通貨ペア」を選ぶのには適していません。
▢ 「動かす通貨ペア」の価格変動を確認
個別通貨ペアの価格変動の大きさを調べるには代わりの指標が必要。
ここで「標準偏差」を利用します。
標準偏差について
標準偏差とは、複数のデータが移動平均となる平均値を基にどのくらいばらつきがあるかを示した値です。標準偏差が大きければ価格の変動は激しくなり、小さければ安定しているということになります。
出典：標準偏差 | チャート | 情報 | MARKET SPEED FX オンラインヘルプ | 楽天 FX | 楽天証券
標準偏差は、各通貨ペアの時系列データがあれば誰でも計算できます。
（※参考：USDJPY - U.S. Dollar / Japanese Yen - Stooq）
標準偏差 - 2022年1月1日時点
※過去12か月
EURUSD → 55
USDJPY → 58
AUDUSD → 76（2位）
USDCAD → 66（3位）
NZDUSD → 86（1位）
GBPUSD → 57
USDCHF → 65
標準偏差 - 2022年10月1日時点
※過去12か月
EURUSD → 55 → 115
USDJPY → 58 → 139（2位）
AUDUSD → 76 → 111
USDCAD → 66 → 79
NZDUSD → 86 → 129（3位）
GBPUSD → 57 → 166（1位）
USDCHF → 65 → 109
2022年はじめと比較して、すべての通貨ペアで標準偏差が大きくなっているのがわかります。とくに「英ポンド」「日本円」の変化が大きい。
EAを動かしても、
「時期」や「通貨ペア」によって違う結果になる。この意味がザックリと伝わったのではないでしょうか。
▢ 超重要：標準偏差の数値はつねに変化
なので、定期的にチェック。
そしてEAを動かす通貨ペアも変更していくのが基本。
最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一、生き残るのは変化できる者である。-チャールズ・ダーウィン（イギリスの自然科学者）
変化こそが、EAトレーダーが生き残る道。
アナタに質問です。
①：自動売買なので24時間365日動かし続ける？
②：EAを買ったらMT4にセットし放置でOK？
③：動かしたら利益は自然に積み上がる？
3つの質問に「NO」と答えられたら、
アナタは間違いなく「EAトレード」のスタート地点に立っています。
当メルマガでは、
「楽して稼げる」などという幻想は捨て、検証と改善の日々を継続していきます。
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■トレード環境を確認
2021年12月から以下のトレード環境で海外製EA「Forex Flex EA」を動かしています。
▢ 最新のトレード環境
EA：Forex Flex EA
稼働ストラテジー：
Default + BigDefault + FlexHybrid
時間足：1時間足
海外FX業者：
Alpari (ロンドンサーバー)
VPSサーバー：
Time4VPS (リトアニアサーバー)
参考：海外FXで自動売買[EA]→おすすめ業者は３つだけ
参考：コスト削減できる！おすすめ格安VPSを３つ紹介する
▢ 最新のパラメーター設定 (デモ口座1)
通貨ペア：16通貨ペア（EURUSD、AUDUSD、USDCAD、NZDUSD、USDCHF、EURCHF、AUDCHF、EURCAD、AUDCAD、NZDCHF、CADCHF、AUDNZD、NZDCAD、USDSGD、EURSGD、AUDSGD）
Strategy
= Default + BigDefault + FlexHybrid
RealTakeProfit = 0
PipStep = 通貨ペアごとに変更
MM = on
Risk = 0.001
DD_TP_Mode = thisCharts
DD_StoplossPct = 1000
FloatingTP_Pct
= ストラテジーごとに変更
MagicNumber
= チャートごとに変更
Currency Pair Filters
USD = 1~2
EUR = 1~2
GBP = 0
JPY = 0
CHF = 0
CAD = 1~2
AUD = 1~2
NZD = 1~2
MinBeforeNews = 240
MinsAfterNews = 30
▢ 最新のパラメーター設定 (デモ口座2)
通貨ペア：16通貨ペア（EURUSD、AUDUSD、USDCAD、NZDUSD、USDCHF、EURCHF、AUDCHF、EURCAD、AUDCAD、NZDCHF、CADCHF、AUDNZD、NZDCAD、USDSGD、EURSGD、AUDSGD）
Strategy
= Default + BigDefault + FlexHybrid
RealTakeProfit = 0
PipStep = 通貨ペアごとに変更
MM = on
Risk = 0.001
DD_TP_Mode = thisCharts
DD_StoplossPct = 1000
FloatingTP_Pct
= ストラテジーごとに変更
MagicNumber
= チャートごとに変更
Currency Pair Filters
USD = 1~2
EUR = 1~2
GBP = 0
JPY = 0
CHF = 1~2
CAD = 0
AUD = 1~2
NZD = 1~2
MinBeforeNews = 240
MinsAfterNews = 30
参考：Forex Flex EAを動かした「事実・結果」を報告する【安定期突入】
参考：Forex Flex EA初心者が『絶対』知っておくべきパラメーター設定を解説
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追伸：最後までご覧いただき、ありがとうございましたm(_ _ )m
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