こんにちは。
今週は「新ストラテジーの再検証」をしていきます。
1.運用結果 「プラス1.09%」
2.今週も全取引の50%は「Shotgun」
3.「Shotgun」はストップロスが入る → 200pips
上記のとおり。順番に見ていきます。
■1.運用結果 「プラス1.09%」
海外製EA「Flex EA」でFX自動売買しています。
» Flex EA 公式サイト
少額のリアル口座で運用再開。
この運用結果をもとに、検証と改善を繰り返していきます。
トレード環境は以下のとおり。
今週の運用結果はこんな感じ。
✓今週の運用結果 3/6~3/10
週間利回り:1.09%
週間損益:24.80ドル
取引回数:18回
含み損益:マイナス90.48ドル → 186.91ドル
以前のメルマガで書いたとおり、
SGDJPYの残ポジションを手動で決済しました。その後停止しています。
※SGDJPYのポジションを保有中。来週以降、決済されたら停止予定です。
先々週から、
ストラテジー「Shotgun」を始動。
Shotgun(※参考:Shotgun (FlexEA)の運用結果|Q4 2022)
※ この戦略は、ほどよい大きさの相場の動きを探し、グリッドトレードを開始しますが、それぞれのポジションには「200pips」の SL が設定されます。この戦略はワイルドカード的なものであり、時に非常に上手く行く場合もあれば、その逆もあり得る戦略です。
✓ポイントは以下の2つ
取引回数 → 【全取引の50%】
含み損失 → 【全体の10%】
今週も運用結果から、取引への影響を詳しくみていきます。
■2.今週も全取引の50%は「Shotgun」
哲学者ジョージ・サンタヤナの名言をぜひ知ってほしい。「過去から学べない者は過ちを繰り返す」
出典:MEGATHREATS(メガスレット)世界経済を破滅させる10の巨大な脅威 (日本経済新聞出版) (ヌリエル・ルービニ)
現在は、以下5通貨ペアにEAをセット。
3ストラテジー動かしているので「5×3=15」
つまり、最大で15ポジションの取引をする可能性があります。
✓稼働通貨ペア - 5つ
AUDUSD
NZDUSD
EURGBP
AUDCAD
NZDCAD
まずは取引回数を確認していきましょう。
▢「Shotgun」の取引回数「9回」は多いのか?
✓取引回数(週別)
1回 (1/10-1/13)
22回 (1/16-1/20)
13回 (1/23-1/27)
15回 (1/30-2/3)
4回 (2/6-2/10)
11回 (2/13-2/17)
0回 (2/20-2/24)
19回 (2/27-3/3)
18回 (3/6-3/10)
今週の取引回数「18回」のうち「6回」はSGDJPYを手動で決済したもの。
なので、実質的な取引回数は「12回」と言えます。
そして、今週「Shotgun」の取引回数は「9回」
9回 / 12回 × 100 = 【75%】
全取引の75%は「Shotgun」
こんな結果になりました。
もっと、バランスよく取引できないものか?
改善方法を考えてみました。
▢変更 → 取引ロット数「0.01」から「0.02」へ
現在の取引サイズは「0.01」ロットが基本。
これを以下のように変更します。
FlexHybrid:0.01 → 0.02
v2Default:0.01 → 0.02
Shotgun:0.01
「Shotgun」以外の取引サイズを2倍に。
✓現在のバランス
取引回数基準では以下のとおり。
FlexHybrid:約20%
v2Default:約30%
Shotgun:約50%
✓未来のバランス
取引ロット数基準では、こんな感じにしたい。
FlexHybrid:約30%
v2Default:約35%
Shotgun:約35%
あくまで、理想です。
来週以降の取引で、結果を見ながら調整していきます。
▢「Shotgun」含み損失は20%は以下
さらに、深堀していきます。
今週の含み損益は「186.91ドル」
口座残高:2,309ドル
含み損益:マイナス186.91ドル
ドローダウン:マイナス8.1%
なので、含み損失は口座残高の10%以下。
十分、安全圏と言えます。
そして「Shotgun」による含み損失は「マイナス33.4ドル」
33.4ドル / 186.91ドル × 100 = 17.86%
全体の含み損失における、
「Shotgun」個別の含み損失は20%以下。
2週間動かしてわかったこと、、、
✓ストラテジー「Shotgun」の特徴
取引回数が多め
保有期間短め
含み損失少なめ
他ストラテジーと比較しての傾向です。
まだ動かし始めてから2週間。
なので、ぶっちゃけデータ不足。
最低8週間は取引しないと何とも言えません。来週以降も検証を継続します。
■3.「Shotgun」はストップロスが入る → 200pips
動かして気づいたこと、、、
「ロスカット」が入っているようだ。
▢パラメーター設定「RealStopLoss」を変更
ストラテジー「Shotgun」は、
他ストラテジーとちがい「pips」基準でロスカットが設定されています。
具体的には「RealStopLoss」というパラメーター。
✓「RealStopLoss」とは
リアルトレード時に適用する「SL(ストップロス)」の値。デフォルト設定で運用する場合は、この値を「0」のままにしておき、代わりに「DD_StoplossPct」の変数で、ストップロスの値を設定することが推奨されています。
v2Default → SL(pips) →【なし】
Shotgun → SL(pips) → 【-200.0】
なので「マイナス200pips」になったら、ロスカットが発動。
▢現在はロスカットは、入れず動かしています
あらためて、現在の運用方法を再確認。
✓EA稼働の前提条件
損切りなし
最大損失は全入金額
より保守的な設定に調整し続ける
ロスカットが入ると、この前提がおかしくなります。
なので、以下のように修正。
改善前「RealStopLoss: 200」
改善後「RealStopLoss: 10000」
数値を「10000」に変更することで、実質的に無効化します。
※200pipsはドル円で「2円」の値幅。10000pipsだと「100円」です。なので「100円」上昇するか下落しないとロスカットになりません。
▢「誤りを少なくする」が目標です
戦闘は錯誤の連続であり、より少なく誤りをおかしたほうにより好ましい帰結をもたらすといわれる。
出典:失敗の本質 (戸部 良一)
当メルマガでは、
僕自身の学びを毎週公開。
変化し続ける相場環境において、
今週の最適解が、来週も通用する保証はありません。
あくまで、
以下の目標を目指します。
誤り(損失)を少なくすることで、最終的に利益を残す。
というわけで、今週は以上。
来週も検証と改善の毎日を過ごしましょう(^_-)-☆
■最新のトレード環境
最新のパラメーター設定
Strategy
= FlexHybrid + v2Default + ShotgunRealTakeProfit = 0
RealStopLoss = 10000
PipStep = 通貨ペアごとに変更
MM = off
ManualLot = 0.01 or 0.02
DD_StoplossPct = 1000
FloatingTP_Pct = ストラテジーごとに変更
UseEarlyRecoveryMode:on
StartRecovery:2
MagicNumber = チャートごとに変更
MinBeforeNews = 240
MinsAfterNews = 30
» 参考:Flex EAを動かした「事実・結果」を報告する
» 参考:Flex EA初心者が『絶対』知っておくべきパラメーター設定