こんにちは。
今週は「運用方法の変更」をピックアップします。
1.運用結果 「取引なし」
2.取引通貨ペアの変更 → 「5通貨ペア」に戻す
3.ストラテジーの変更 → 「Shotgun」を追加
上記のとおり。順番に見ていきます。
■1.運用結果 「取引なし」
海外製EA「Flex EA」でFX自動売買しています。
» Flex EA 公式サイト
少額のリアル口座で運用再開。
彼らには哲学者ジョージ・サンタヤナの名言をぜひ知ってほしい。「過去から学べない者は過ちを繰り返す」
出典:MEGATHREATS(メガスレット)世界経済を破滅させる10の巨大な脅威 (ヌリエル・ルービニ)
この運用結果をもとに、検証と改善を繰り返していきます。
トレード環境は以下のとおり。
今週の運用結果はこんな感じ。
✓今週の運用結果 2/20~2/24
取引ありませんでした。
» 週間利回り:0%
» 週間損益:0ドル
» 含み損益:マイナス25.41ドル → 41.38ドル
» 取引回数:0回
取引回数を増やすため、運用方法の「改善」を行います。
✓ポイントは以下の2つ
取引通貨ペア数 → 【5通貨ペア】
稼働ストラテジー → 【Shotgun】
それぞれを詳しく見ていきましょう。
■2.取引通貨ペアの変更 → 5通貨ペアに戻す
現在は、以下8通貨ペアにEAをセット。
通貨ペア:8通貨ペア(AUDUSD、NZDUSD、EURGBP、AUDCAD、NZDCHF、NZDCAD、SGDJPY、NZDSGD)
運用結果を見ていきます。
▢一部の通貨ペアに取引集中
2023年1月10日以降、
約6週間の結果をまとめました。
✓実際の取引回数
AUDUSD:14回
NZDUSD:9回
EURGBP:6回
AUDCAD:19回
NZDCHF:0回
NZDCAD:8回
SGDJPY:0回
NZDSGD:0回
上位2通貨ペア(AUDUSD、AUDCAD)で全取引回数の50%。
稼働通貨ペア数を10以上にするのであれば、取引回数の少ない通貨ペアを動かす意味があるのかもしれません。合計すれば、大きな数になるので。
しかし現在は、通貨ペアを厳選している状態です。
なので、必要な条件は、
取引回数が多い
リスク(最大損失)が小さい
となります。
この2つを満たす通貨ペアとしてピックアップしたのは5通貨ペア。
通貨ペア:5通貨ペア(AUDUSD、NZDUSD、EURGBP、AUDCAD、NZDCAD)
来週以降、この5通貨ペアに集約します。
※SGDJPYのポジションを保有中。来週以降、決済されたら停止予定です。
以下の投稿でも詳しく解説。
気になる方は参考にしてください。
■3.ストラテジーの変更 → 「Shotgun」を追加
現在動かしているのは、以下3ストラテジー。
Default(※参考:Default (FlexEA)の運用結果|Q4 2022)
※相場の反転を探し、最大5回までのグリッドトレード。精度はかなり高いですが、取引頻度は高くありません。
FlexHybrid(※参考:FlexHybrid (FlexEA)の運用結果|Q4 2022)
※ 最初のトレードに関してはDefaultと同様に開始。その後のグリッドトレードについては、厳しい条件が満たされた場合にのみトレードが追加されます。
v2Default(※参考:v2Default (FlexEA)の運用結果|Q4 2022)
※概ね「Default」と同様の戦略ですが、より変動しやすい相場に適した設定に調整されています。グリッドトレードは最大6回まで行われます。
取引回数だけを見ると以下のとおり。
Default:9回
FlexHybrid:16回
v2Default:39回
全取引の60%以上が「v2Default」によって行われている。
なので「v2Default」は残したほうがよさそう。残る2つのどちらかと他ストラテジーの入れ替えを考えます。
▢ストラテジーは、ココから選ぶ
成功の果実をどれだけ手にできるかは、自身の売買記録をとる、自分で考える、自分で決断するといった、あなた自身の努力がもたらす正直さや誠実さに正比例する。
出典:ザ・タートル 投資家たちの士官学校 (マイケル・コベル)
自身で動かしているフォワードテストを参考にします。
信頼性を担保するため、
リアル・デモの運用結果は「Myfxbook」「REAL TRADE」の認証口座で公開。
✓ 認証口座の特徴
① 第三者のツールなので偽造不可
② キャプチャ画像ではないので偽造不可
③ 全取引(金額も含めて)確認できるので偽造不可
» Forex Trading Profile of muzanomad | Myfxbook
» REAL TRADE – リアルタイムでトレード情報をシェア
この結果をもとに、
稼働ストラテジーを選んでいきます。
✓各ストラテジー別の取引回数
直近3か月の数字をまとめました。
Default:116回
BigDefault:60回
FlexHybrid:91回
HarfGrid:98回
v2Default:150回
Scalper:182回
Shotgun:342回
結論、「Shotgun」を動かします。
その理由をいっしょに見ていきましょう。
▢なぜ「Shotgun」を選ぶのか?
フォワードテストの運用結果が安定しているから。
実際の数字をいっしょに確認します。
✓直近3か月の運用結果
ストラテジー「Shotgun」
» 取引回数:342回
» 勝率:80.4%
» PF:1.72
» 獲得pips:3,599.2pips
» 損益:464.49ユーロ
» 利回り:37.25%
✓ストラテジー「Shotgun」の特徴
Shotgun(※参考:Shotgun (FlexEA)の運用結果|Q4 2022)
※ この戦略は、ほどよい大きさの相場の動きを探し、グリッドトレードを開始しますが、それぞれのポジションには「200pips」の SL が設定されます。この戦略はワイルドカード的なものであり、時に非常に上手く行く場合もあれば、その逆もあり得る戦略です。
ザックリとした解説はここまで。
実際に動かした場合の影響、見ていきましょう。
▢さらに詳しく見てみよう
そして、動かす予定の5通貨ペア。
(AUDUSD、NZDUSD、EURGBP、AUDCAD、NZDCAD)
5つに絞った結果を確認。
✓5通貨ペア(3か月あたり)
(取引回数 - 獲得pips)
AUDUSD:30回 - 593.9pips
NZDUSD:25回 - 522.5pips
EURGBP:12回 - 135.2pips
AUDCAD:32回 - 94.3pips
NZDCAD:0回 - 0pips(※NZDCADは、自動売買がオフになっていました…汗)
取引サイズは「0.01」ロット。
なので、1か月あたりに換算すると合計で「33回」「448pips」ほど。
取引回数の増加が期待できます。
▢「Default」を除外します
今回は「Default」を除外。
理由は、取引回数が一番少ないから。
Default:9回
FlexHybrid:16回
v2Default:39回
取引回数を増やすのが目的なので、少ないものと入れ替えます。
▢動かしてみないと、何もわからない
ストラテジー「Shotgun」を動かすデメリットはないのか?
取引回数が、大きくなりすぎる可能性
取引回数が増える → 含み損失も増える
含み損失が増える → 口座破綻確率も増える
この方程式が成立。
取引回数が、一定以下であれば「口座破綻」の可能性はとても低いと考えています。
この「一定以下」を維持できるかどうかは、
実際に動かしてみるしか確認する方法がありません。
来週以降、実際の運用結果をもとに答え合わせをしていきます。
他人の言うことなど、信じるな。 自分が喫した敗北を、自力で解体し、じっくりと検証してみろ。(中略)自らの敗北を解体し検証することが、頭の悪い人たちにはできない。
出典:カジノ解体新書 (森巣博 ギャンブル叢書①) (SPA!BOOKS) (森巣 博)
当メルマガでは、
自身の運用結果からの学びを公開。
なので、
「誰でもできる」「真似すればOK」
こんな内容をお話しすることはありません。
時間と手間をかけなければ手に入らない、本物のトレードスキルの習得を目的としています。
というわけで、今週は以上。
来週も検証と改善の毎日を過ごしましょう(^_-)-☆
■最新のトレード環境
最新のパラメーター設定
Strategy
= FlexHybrid + v2Default + ShotgunRealTakeProfit = 0
PipStep = 通貨ペアごとに変更
MM = off
ManualLot = 0.01
DD_StoplossPct = 1000
FloatingTP_Pct = ストラテジーごとに変更
UseEarlyRecoveryMode:on
StartRecovery:2
MagicNumber = チャートごとに変更
MinBeforeNews = 240
MinsAfterNews = 30
» 参考:Flex EAを動かした「事実・結果」を報告する
» 参考:Flex EA初心者が『絶対』知っておくべきパラメーター設定