こんにちは。
今週は「EA向きの相場環境」を解説します。
1.運用結果 「プラス0.70%」
2.取引回数が少ない理由 - VIX「18.51」
3.EAトレードが死ぬとき → VIXは上昇過程にアリ
上記のとおり。順番に見ていきます。
■1.運用結果 「プラス0.70%」
海外製EA「Flex EA」でFX自動売買しています。
» Flex EA 公式サイト
2022年末、
リアル口座は完全停止しました。
▢2022年末までの運用結果
合計利回り「プラス49.45%」
合計損益「プラス326,371円」利回りについては、入金額の66万円に対しての数字。
入金額が「7週間」で「1.5倍」になりました。
こちらの投稿で紹介しています。
2023年は、
3月の米国FOMCまではリアル口座を停止。
米国FOMC開催日
» 3月21日(火) 〜 22日(水)
理由としては、
相場環境が不安定になると考えているから。
EAには、以下の欠点があります。
EAは一方通行の値動きに弱い
つまり、EAトレードに不向きな期間とみています。
愚者は他人の成功から学ぼうとし、賢者は自分の失敗から学ぶ。
出典:カジノ解体新書 (森巣博 ギャンブル叢書①) (SPA!BOOKS) (森巣 博)
それまでは相場環境をみながら、
小さな失敗を繰り返す。
このプロセスから、多くの学びを得ることを目標にします。
▢今週の運用結果 - 1/23~1/27
口座A:
» 週間利回り:プラス0.22%
» 週間損益:プラス3,417円
» 含み損益:マイナス43,733円 → 48,367円
» 取引回数:1回
口座B:
» 週間利回り:プラス1.23%
» 週間損益:プラス17.909円
» 含み損益:マイナス28,303円 → 68,027円
» 取引回数:6回
合計利回り「プラス0.70%」
合計損益「プラス21,326円」
含み損益「マイナス72,036円 → 68,027円」
以下の2口座で「Flex EA」を稼働中。
口座A:証拠金100万円
» 稼働ストラテジー:Default + BigDefault + FlexHybrid
» 稼働通貨ペア:5通貨ペア(EURUSD, AUDUSD, NZDUSD, AUDCAD, NZDCAD)
口座B:証拠金100万円
» 稼働ストラテジー:HarfGrid + v2Default + Scalper
» 稼働通貨ペア:5通貨ペア(EURUSD, AUDUSD, NZDUSD, AUDCAD, NZDCAD)
※認証口座については、2023年以降が運用結果になります。
取引回数、少ない…汗
取引回数が少ない理由を通して、
現在の「相場環境」を詳しく見ていきます。
■2.取引回数が少ない理由 - VIX「18.51」
理由は2つ。
値動きが少ない
エントリー & 決済も少ない
以下のサイクルが発生。
「価格が動かない」→「取引しない」→「取引回数少ない」
値動きの大きさをザックリと把握するには「VIX」を利用します。
▢取引回数が少ない理由 - VIX低下
現在、EAを複数通貨ペアで稼働。
なので、個別の値動きよりも相場全体の値動きで確認しています。
そして、現在のVIXは「18.51」
この状態が、
EAトレード向きなのか考えてみました。
■3.EAトレードが死ぬとき → VIXは上昇過程にアリ
EAを動かしても損をする、、、
これは真実。
なぜなら、
EAは取引ロジックと相性のいい相場環境でのみ、その能力を発揮します。
では「相性のいい相場環境」とは、どんなときか?
ズバリ、VIXが高い位置から下落している局面。
その理由を見ていきます。
▢勘違い「上昇 & 高い」はまったく別物
口座破綻が起こるのは、
価格変動(VIX)が「高い」ときではなく
価格変動(VIX)が「上昇」する過程で口座破綻は起こる
つまりVIXが低い状態にあり、
これから上昇していく局面は、EAトレード向きの相場環境とは言えません。
具体的に、以下2つの場面で口座破綻しています。
口座破綻①:リアル口座 - 2022年3月
2022年2月にエントリーしたポジションの含み損失が大きくなり口座破綻。
≫ 参考:【9】2/28~3/4の運用結果
口座破綻②:デモ口座 - 2022年9月
2022年9月前半にエントリーしたポジションの含み損失が大きくなり口座破綻。
≫ 参考:【39】9/26~9/30の運用結果
つまり、VIXが低い(20前後)とき、
エントリーしたポジションが原因となり口座破綻を引き起こしている。
VIXが低い相場環境こそ、慎重にEAを動かすべき。
過去の運用結果から、この学びを得ています。
▢現在は、チョー保守的な設定で動かしている
ポイントは以下3つ。
①:取引サイズ「0.05ロット」
②:通貨ペア数「5つ」
③:「RecoveryMode」を使用
Flex EAの「RecoveryMode」は先週の配信で解説。
気になる方は、以下からどうぞ。
その結果として、
稼働通貨ペア数:1/4に削減
取引ロット数:1/2に削減
最大ロット数:2/3に削減
最大損失:2/3に削減
上記のとおり、リスクを大きく削減しました。
この状態で「VIX上昇」が起こったら、、、
耐えられるのか?口座破綻するのか?
これが「2023年2月」のテーマ。
良き失敗を通して、良き学びを得ることを目標とします。
他人の言うことなど、信じるな。 自分が喫した敗北を、自力で解体し、じっくりと検証してみろ。(中略)自らの敗北を解体し検証することが、頭の悪い人たちにはできない。
出典:カジノ解体新書 (森巣博 ギャンブル叢書①) (SPA!BOOKS) (森巣 博)
当メルマガでは、
自分が喫した敗北(損失)を検証し、改善。
本に書いてある内容を、あたかも自分の経験であるかのように語ったりはしません。
「他人」ではなく「自身」との対話を、毎週配信しています。
というわけで、今週は以上。
来週も検証と改善の毎日を過ごしましょう(^_-)-☆
■最新のトレード環境
最新のパラメーター設定
Strategy
= Default + BigDefault + FlexHybrid + v2Default + HarfGrid + ScalperRealTakeProfit = 0
PipStep = 通貨ペアごとに変更
MM = off
ManualLot = 0.05
DD_StoplossPct = 1000
FloatingTP_Pct = ストラテジーごとに変更
UseEarlyRecoveryMode:on
StartRecovery:2
MagicNumber = チャートごとに変更
MinBeforeNews = 240
MinsAfterNews = 30
» 参考:Flex EAを動かした「事実・結果」を報告する
» 参考:Flex EA初心者が『絶対』知っておくべきパラメーター設定