メルマガの内容
考察:39週間の運用結果
【プラス123万円の内訳】デモ口座のパラメーター設定について
【マニュアル+MM機能オン】
なお、記事全体は「約2,000文字」
「2分」くらいで読める内容、さっそくどうぞ。
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■ 考察:39週間の運用結果
以下を目標にEAを動かしています。
目標は、より保守的(リスク低)な設定で週間の取引回数を「10~20回」にすること。
そして、
先週で取引をいったん終了。
口座残高のすべてを出金しました。
取引期間は「2022年12月6日から2022年9月2日まで」
取引結果は「プラス123万1,642円」
今週は全取引結果を振り返ります。
どんな戦略で取引していたのか?
以下のとおり。
EA稼働の前提条件
・損切りなし
・最大損失は全入金額
・利益は取引あたり「5,000円~10,000円」
・1週間の取引回数「10~20回」
・1か月あたりの損益「20~40万円」
・より保守的な設定に調整し続ける以上が現在の運用方針。
そして結果は以下のようになりました。
口座① → プラス39万2,049円
口座② → マイナス60万円
口座③ → プラス60万4,762円
口座④ → プラス55万7,900円
口座⑤ → プラス27万6,913円
最終損益は「123万1,642円」
「123万÷39週=3.15万円」
1週間あたり「約3万円」を生み出していたコトになります。
個々の「問題点」
そして「学び」を詳しく見ていきます。
口座① → プラス39万2,049円
2021年12月3日から2022年2月11日まで
口座残高は「60万円」からスタート
利回りは「プラス65.34%」
ボーナスも含めて証拠金「180万円」で動かした初めての口座。
現在とは、だいぶ違う設定で動かしていました。
通貨ペア:20通貨ペア(EURUSD、USDJPY、AUDUSD、USDCAD、NZDUSD、GBPUSD、USDCHF、EURGBP、EURJPY、EURCHF、GBPJPY、EURAUD、EURCAD、AUDCAD、AUDNZD、GBPCHF、GBPCAD、GBPAUD、EURNZD、GBPNZD)
Currency Pair Filters
USD = 3
EUR = 3
GBP = 3
JPY = 0
CHF = 0
CAD = 3
AUD = 3
NZD = 3
先月は14通貨ペアで動かしていたので、通貨ペア数は「約1.4倍」。さらに通貨ペアフィルターも現在と比べると「3」と多め。
このときは複数通貨ペアで、より多くの取引回数を目指して動かしています。
結果として利益になりましたが、以下のような問題点を認識していました。
保有期間の長さが気になります。含み損のまま、数か月保有すると、マイナススワップの影響が大きくなります。
いま振り返ると動かし始めたばかり。なので慎重さにかけていると感じます。
口座② → マイナス60万円
2022年2月14日から2022年3月4日まで
口座残高は「60万円」からスタート
利回りは「マイナス100%」
2021年2月24日、
ロシア軍がウクライナに侵攻。
FX市場も大きく動きました。具体的には以下の理由で価格が急変。
それは「ウクライナ問題」、こんな感じのロジックで動きました。
1.EUR、GBPなどの欧州通貨は、ロシア経済の影響を受けるため不安定になる
2.ロシアに対する経済制裁で資源価格が高騰
3.資源国通貨と見られているAUD、NZDが買われやすくなり
4.欧州通貨売り、オセアニア通貨買いの方向に動きやすくなる
結果として「EURAUD」「EURNZD」「GBPAUD」が一方方向に大きく動きました。
EAによる自動売買は、基本的に価格の方向を予想してトレードしません。ですが、価格の値幅(ボラティリティ)が大きくなると口座破綻しやすい傾向があります。
結果として、
ボラティリティ拡大の影響を受け「口座破綻」。入金額のすべて「60万円」を失いました。
ですが2つの「確信」を手に入りました。
入金ボーナスの利用で、損失を大幅に削減(約64%の損失を圧縮)
利益を守るため稼働口座を変更し別口座の利益「40万円」を死守
「入金ボーナス」「稼働口座の定期的な変更」を通してリスク(損失)を抑えながらEAを動かす。
この運用方法は機能しそう、、、
「やってみないと、わからないコト」が
「やってみて、できるコト」へと進化した瞬間でした。
口座③ → プラス60万4,762円
2022年3月28日から2022年5月17日まで
口座残高は「60万円」からスタート
利回りは「プラス100.79%」
前回はキレイに口座破綻。
その後、約3週間ほど休みを入れてからの再稼働。このタイミングで「稼働通貨ペア」「パラメーター設定」を大幅に変更しました。
具体的には以下のとおり。
通貨ペア:14通貨ペア(EURUSD、USDJPY、AUDUSD、USDCAD、NZDUSD、GBPUSD、USDCHF、EURGBP、EURCHF、EURCAD、AUDCAD、AUDNZD、GBPCHF、GBPCAD)
Currency Pair Filters
USD = 1
EUR = 1
GBP = 0
JPY = 0
CHF = 1
CAD = 1
AUD = 1
NZD = 1
稼働通貨ペアを「20 → 14」に厳選。通貨ペアフィルターも「3 → 1」にして再稼働。狙いは「取引回数を増やす」ではなく「取引回数を一定範囲に収める」に変更。
ここからは、以下の目標を設定して改善を繰り返しています。
目標は、より保守的(リスク低)な設定で週間の取引回数を「10~20回」にすること。
そして以下の問題を発見。
現在の利確値は、口座残高の「〇〇%」で設定されています。なので、口座残高が増えると利確値も広くなります。
(中略)定期的に修正の必要があります。もちろん、ポジション保有中に設定を変更するのは危険なので、EA停止中に変更する前提。
手動での作業になるので、具体的なルール作りが必要。今後の課題です。
この段階になって、
ようやくEA自体の根本的な問題点に気がつきます。
「EAは動かさないと、何もわからない。」
さらなる「検証+改善」の必要性を感じながら、次の口座を動かし始めました。
口座④ → プラス55万7,900円
2022年5月18日から2022年7月11日まで
口座残高は「99万4,209円」からスタート
利回りは「56.11%」
ここまで来ると運用結果もだいぶ安定。
取引回数を「10~20回」のあいだに収めつつ改善を繰り返します。ただ、取引を詳しく見ると問題点は次々と出てきます。
ここで感じた問題点は以下。
最大含み損失は100万越え、、、汗
なぜ、含み損失が大きくなったのか?
・VIX(価格変動)が大きくなった
・複数ストラテジーの同通貨ペアが同時に取引をした
・ロットサイズが大きかった以上、3つが原因です。
証拠金180万円の口座で、含み損失100万円以上。パーセントに直すと「55%以上」。EAを動かし続けて、やっとリスクが高いということを自覚。
この時点で、
取引サイズは「0.20ロット」。この数字を改善し、より低リスクでの運用を実現することが目標となりました。
この数字をパラメーター設定に反映させていきます。
口座⑤ → プラス27万6,913円
2022年6月29日から2022年8月30日まで
口座残高は「70万8,260円」からスタート
利回りは「39.09%」
ここで取引サイズを初めて変更。「0.20 → 0.10」へと小さくしました。これで低リスクが実現できるかと思ったら、、、
またまた、
新たな問題が発生。以下のとおり。
つまり「利益(金額)」は同じだが、取引サイズを1/2にすると利確されるまでの「値幅(pips)」が2倍になる。もちろん、利確されるまでの「値幅(pips)」が大きくなれば、価格に到達するまでの時間も大きくなります。
結果として「保有期間」が長くなりました。
「保有期間が長くなる」 → 「マイナススワップが大きくなる」 → 「利確されるまでの期間がさらに長くなる」
この負のスパイラルが発生します。
現時点で考えている改善策は、
1.MM機能を使用する
2.「FloatingTP_Pct」の数字を調整
3.マイナススワップの小さい通貨ペアのみ動かす
などです。
これらが機能するのかは、実際に動かしてみないとわかりません。なので、デモ口座での検証を始めました。
総括:39週の運用結果
4行でまとめると以下のとおり。
当初は自分で考えていたよりも、大きなリスクで動かしている
リスクの大きさは、EAを動かさないと気づかない
リスクを下げるために改善すると、別の問題が発生
そして改善を繰り返していくと、徐々に安定していく
文章で書くとこうなります。
ただ、これだけだとイメージしづらいのも事実。なので当メルマガでは、具体的な行動をくわしく解説。より多くの「学び」を読者のアナタにお届けします。
来週以降はデモ口座からの「学び」に集中
ForexFlexEA_Deno_20220815 Forex Trading System by Forex Trader muzanomad
ForexFlexEA_Deno_20220905 Forex Trading System by Forex Trader muzanomad
上記、2つのデモ口座を動かし始めました。
デモ口座A (20220815)は、固定ロットをベースに一部カスタマイズ。デモ口座B (20220905)では、MM機能を使ってテスト稼働。
デモ口座の運用結果については、来週以降くわしく解説する予定です。
「重要なのは時間です。問題を発見するのが早ければ早いほど、危険な状況を回避できる可能性が高くなります」小さな行動を今やっておけば、将来の大きな問題を防ぐことができる。この原則は、日々のあらゆる場面に当てはまる。
出典:エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する (グレッグ・マキューン)
当メルマガでは、
「利益」「稼ぐ」ではなく、
「問題」の発見、そして具体的な「行動」にコミットすることで、一生使える「トレードスキル」の習得を目指します。
先週までの結果は、下記のボタンを押すことで確認できます。気になる方は参考にしてください。
■トレード環境を確認
2021年12月から以下のトレード環境で海外製EA「Forex Flex EA」を動かしています。
▢ 最新のトレード環境
EA:Forex Flex EA
稼働ストラテジー:
Default + BigDefault + FlexHybrid
時間足:1時間足
海外FX業者:
GEMFOREX (ロンドンサーバー)
VPSサーバー:
Time4VPS (リトアニアサーバー)
参考:海外FXで自動売買[EA]→おすすめ業者は3つだけ
参考:コスト削減できる!おすすめ格安VPSを3つ紹介する
▢ 最新のパラメーター設定 (デモ口座A)
マニュアルロットで動かしている「Forex Flex EA」のパラメーター設定一覧です。
通貨ペア:18通貨ペア(EURUSD、AUDUSD、USDCAD、NZDUSD、GBPUSD、USDCHF、EURGBP、EURCHF、EURCAD、AUDCAD、AUDNZD、GBPCHF、GBPCAD、USDSGD、EURSGD、AUDSGD、NZDSGD)
Strategy
= Default + BigDefault + FlexHybrid
RealTakeProfit = 0
PipStep = 通貨ペアごとに変更
MM = off
ManualLot = 0.05
DD_TP_Mode = thisCharts
DD_StoplossPct = 1000
FloatingTP_Pct
= ストラテジーごとに変更
MagicNumber
= チャートごとに変更
Currency Pair Filters
USD = 1~2
EUR = 1~2
GBP = 1~2
JPY = 0
CHF = 0~1
CAD = 0~1
AUD = 1~2
NZD = 1~2
MinBeforeNews = 240
MinsAfterNews = 30
▢ 最新のパラメーター設定 (デモ口座B)
MM機能で動かしている「Forex Flex EA」のパラメーター設定一覧です。
通貨ペア:18通貨ペア(EURUSD、AUDUSD、USDCAD、NZDUSD、GBPUSD、USDCHF、EURGBP、EURCHF、EURCAD、AUDCAD、AUDNZD、GBPAUD、EURNZD、GBPNZD、GBPCHF、GBPCAD、USDSGD、EURSGD、AUDSGD、NZDSGD)
Strategy
= Default + BigDefault + FlexHybrid
RealTakeProfit = 0
PipStep = 通貨ペアごとに変更
MM = on
Risk = 0.0001~0.00005
DD_TP_Mode = thisCharts
DD_StoplossPct = 1000
FloatingTP_Pct
= ストラテジーごとに変更
MagicNumber
= チャートごとに変更
Currency Pair Filters
USD = 1~2
EUR = 1~2
GBP = 1~2
JPY = 0
CHF = 0~1
CAD = 0~1
AUD = 1~2
NZD = 1~2
MinBeforeNews = 240
MinsAfterNews = 30
参考:Forex Flex EAを動かした「事実・結果」を報告する【安定期突入】
参考:Forex Flex EA初心者が『絶対』知っておくべきパラメーター設定を解説
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