こんにちは。
今週は「さらなるリスク削減」を実行します。
1.今週の運用結果 「プラス2.89%」
2.さらにリスクを下げてみた - 「RecoveryMode」を調整
3.最大ロット数「-36%」最大損失「-33%」
上記のとおり。順番に見ていきます。
■1.運用結果 「プラス2.89%」
2022年末、
リアル口座は完全停止しました。
▢2022年末までの運用結果
合計利回り「プラス49.45%」
合計損益「プラス326,371円」利回りについては、入金額の66万円に対しての数字。
入金額が「7週間」で「1.5倍」になりました。
こちらの投稿で紹介しています。
2023年は、
3月の米国FOMCまではリアル口座を停止。
米国FOMC開催日
» 3月21日(火) 〜 22日(水)
理由としては、
相場環境が不安定になると考えているから。
EAには、以下の欠点があります。
EAは一方通行の値動きに弱い
つまり、EAトレードに不向きな期間とみています。
「予測は不可能、準備は可能」
出典:市場サイクルを極める 勝率を高める王道の投資哲学
それまでは相場環境をみながら、
リアル口座、再稼働のための準備に徹する。
このプロセスから、多くの学びを得ることを目標にします。
▢今週の運用結果 - 1/16~1/20
口座A:
» 週間利回り:プラス2.90%
» 週間損益:プラス44,130円
» 含み損益:マイナス61,695円 → 43,733円
» 取引回数:18回
口座B:
» 週間利回り:プラス3.06%
» 週間損益:プラス43,328円
» 含み損益:マイナス28,580円 → 28,303円
» 取引回数:16回
合計利回り「プラス2.89%」
合計損益「プラス87,458円」
含み損益「マイナス90,275円 → 72,036円」
以下の2口座で「Flex EA」を稼働中。
口座A:証拠金100万円
» 稼働ストラテジー:Default + BigDefault + FlexHybrid
» 稼働通貨ペア:5通貨ペア(EURUSD, AUDUSD, NZDUSD, AUDCAD, NZDCAD)
口座B:証拠金100万円
» 稼働ストラテジー:HarfGrid + v2Default + Scalper
» 稼働通貨ペア:5通貨ペア(EURUSD, AUDUSD, NZDUSD, AUDCAD, NZDCAD)
※認証口座については、2023年以降が運用結果になります。
まぁ、無難な結果かなと。
ただ、今回のデモ運用。
リスク(損失の大きさ)を低くすることを目標としています。
具体的な行動を、詳しく見ていきます。
■2.さらにリスクを下げてみた - 「RecoveryMode」を調整
運用方針は以下のとおり。
より保守的(リスク低)な設定で、週間の取引回数を一定にする
今回は「より保守的」というより「チョー保守的」な設定にしています。
ポイントは以下2つ。
①:取引サイズ「0.05ロット」
②:通貨ペア数「5つ」
これらについては、先週の投稿で解説。
今週はさらなる「リスク低減」を実行に移します。
▢「RecoveryMode」を調整する
具体的には、
「RecoveryMode」を調整。
「Flex EA」は価格が反対方向に動いた場合、複数回、リカバリートレード(ナンピン取引)を行います。この設定を調整するパラメーターです。
ポイントは、3つのパラメーター設定。
① UseEarlyRecoveryMode
② UseLateRecoveryMode
③ StartRecovery
個別に詳しく見ていきます。
» 参考:Flex EA初心者が『絶対』知っておくべきパラメーター設定
① UseEarlyRecoveryMode
この変数を有効化すると、「StartRecovery」に設定した値(回数)分のトレード
の間だけ、「LotMultiplier」を停止させるようになります。設定した回数を超えると、「LotMuliplier」を作動させます。
例:
① UseEarlyRecoveryMode:True(オン)
② StartRecovery:2
最大ポジション数:5(Default)
取引ロットサイズ:0.01
最大ロット数は「0.12」に。
ナンピン取引(取引サイズの倍率を増やす)が開始する段数を遅らせることができます。
具体的には、こんな感じ
「0.01」→「0.01」→「0.02」→「0.03」→「0.05」
② UseLateRecoveryMode
この変数を有効化すると、「StartRecovery」に設定した値(回数)分のトレードの
間だけ、「LotMultiplier」を作動させるようになります。設定した回数を超えると、「LotMultiplier」を停止させます。例えば、「StartRecovery」の値を「3」に設定し、最初の3 回のトレードのロットサイズが「0.1」⇒「0.2」⇒「0.3」と増加していた場合、4 回目と5 回目の取引はどちらも「0.3」となります。なお、どちらのリカバリーモードを利用する場合においても、「RealTakeProfit」の値を「0」に設定し、「EquityTrail」または「FloatingTP_PCT」の変数に利益の管理を任せることが推奨されています。
例:
② UseLateRecoveryMode:True(オン)
③ StartRecovery:2
最大ポジション数:5(Default)
取引ロットサイズ:0.01
最大ロット数は「0.09」。
ナンピン取引ではなく、グリッド取引(追加ポジションの取引サイズが同じ)へと調整することが可能です。
2段目以降は同じサイズ
「0.01」→「0.02」→「0.02」→「0.02」→「0.02」
③ StartRecovery
何回目の取引で「リカバリーモード」を開始、または終了させるかを決定するための変数です。
パラメーター設定の解説はここまで。
実際の取引でどのくらいリスク(最大損失)を減らせるのか?
いっしょに確認していきます。
■最大ロット数「-36%」最大損失「-33%」
以下のパラメーター設定へと調整。
ナンピン開始する取引段数を遅らせます。
UseEarlyRecoveryMode:True(オン)
UseLateRecoveryMode:False(オフ)
StartRecovery:2
最大ポジション数:5(Default)
取引ロットサイズ:0.01
「最大ロット数」と「最大損失」をそれぞれ見ていきます。
▢最大ロット数
結論「マイナス36.84%」
取引ロット数が、これだけ小さくなります。
✓現在「合計0.19ロット」
「0.01」→「0.02」→「0.03」→「0.05」→「0.08」
✓改善後「合計0.12ロット」
「0.01」→「0.01」→「0.02」→「0.03」→「0.05」
▢最大損失
結論「マイナス33.33%」
5段目まで追加ポジションをもった場合、最大損失は約2/3になります。
✓現在「合計-210ドル」
「0」→「-10」→「-40」→「-100」→「-210」
✓改善後「合計-140ドル」
「0」→「-10」→「-30」→「-70」→「-140」
▢口座全体のリスクは、こうなる
現在は以下の方法で運用中
「5段目」までナンピン取引
最大損失「-140ドル」
稼働通貨ペア数「5」
稼働ストラテジー数「3」
口座残高「約150万円」
上記から、ザックリと計算してみました。
「140ドル」×「5」×「3」×「0.05ロット」×100 = 10,500ドル
「10,500ドル」×「1ドル130円」= 136.5万円
「証拠金残高: 150万円」-「最大損失: 136.5万円」= 13.5万円
つまり「全ストラテジー」「全通貨ペア」が5段目までナンピン取引をしても口座破綻しない。そんな設定になります。
放置でOKかも、、、
もちろん、
ナンピン5段目を超えて価格が動けば口座破綻。
なので「100%」安全な方法というわけではありません。
▢さらなる「リスク低減方法」も考えてみた
このあたりが選択肢かなと、
その①:取引ロットの縮小「0.05 → ?」
その②:取引通貨ペア削減「5 → ?」
その③:RecoveryModeを調整し最大ロット数の縮小「0.12 → ?」
相場環境が変化したら、
必要に応じて考えていく予定。
この様子は、来週以降もメルマガで配信していきます。
現実は「最悪のシナリオ」よりも悪くなりうる。
出典:市場サイクルを極める 勝率を高める王道の投資哲学
当メルマガでは、
最悪のシナリオ(口座破綻)を想定し、
「稼ぐ」ではなく「残す」にコミット、最終的な利益を目指します。
というわけで、今週は以上。
来週も検証と改善の毎日を過ごしましょう(^_-)-☆
■最新のトレード環境
最新のパラメーター設定
Strategy
= Default + BigDefault + FlexHybrid + v2Default + HarfGrid + ScalperRealTakeProfit = 0
PipStep = 通貨ペアごとに変更
MM = off
ManualLot = 0.05
DD_StoplossPct = 1000
FloatingTP_Pct = ストラテジーごとに変更
UseEarlyRecoveryMode:on
StartRecovery:2
MagicNumber = チャートごとに変更
MinBeforeNews = 240
MinsAfterNews = 30
» 参考:Flex EAを動かした「事実・結果」を報告する
» 参考:Flex EA初心者が『絶対』知っておくべきパラメーター設定